見えない 首輪 (1)

結果 浮気の相手にはなれない

 

  と、別れた。

  並行して 実は ある人との付き合いがあってました

  12歳 年下のy氏

  職種は 異なっていたが

  会議 や その他のミーティングでは 毎日顔を合わせる仲

 

  nagiが 退職すると聞いて

  周りに 部下がいても 泣き出す

  そんなに 泣かなくても・・

  

  また 男に泣かれた

  いや 男を 泣かした

  罪な 人 なんでしょうね

  それでも nagiは 退職

  y氏を残して

  退職理由は、理解してくれていると思う

  

  ただ そんなに 

  必要だったなんて nagiのこと

  必要されていた 

  やめないでほしいと

  y氏から 言葉を聞くことはなかった

  

  本当は 引き留めてほしかったのかも

  (今現在 また y氏とともに仕事をしています

    1年半は 別々の場所で)

  

  退職の日

  名刺に 連絡先を 書いて

  廊下に 佇む y氏

  涙は なかった

  涙なしに 送り出してくれた やさしさ

 

  その後

  一度 かつての同僚の退職の送別会に呼ばれ

  久々の 再開

 

  y氏 「今でも 思い出すと 涙が出るんです・・」

  そんなに 素直に 言葉に出して

  みんなの 前で

  周囲から はどんな風に思われているんだろうか

  二人の 関係

 

  みんなから 好かれる y氏

  再び 同じ職場

  

  社長の 温かい まなざしと

  y氏との 関係

  

   「また辞めたくなったら 首輪で繋がれないと どっか行きますよ」

  と nagi

  すると y氏 

   「見えない 首輪で繋いでおきますから・・と」

   「やめないでほしい、ずっといてほしいと」

 

  内心 まいったな・・

  その気持ちが うれしい

  ただ 触れあう関係ではなく

  気持ちの 繫がり

  

  いまだに BLの世界に 生き続けています

  nagiは この世界でしか 

  この世界だからこそ

  生かされているのでしょう