友情と恋愛

確か 中学校の国語の教科書に 

 

 「走れメロス」 が載っていた

 当時 生きることに悩んでいた時だった

 なぜ 人は生まれるのか

    ここに いるのか

 答えを求めて いた

 

 メロス・・信頼すること

  人(同性)を信じ愛すること

  それを、求めていた そんな時

 

 転校が決まっていた 同級生と

 塾帰りに、話すようになり

 友情を超えたものを感じるようになって

 一緒にいることを

 

 時間を、共有することを

 少しでも長く

 一緒にいた

 

 卒業と同時に 転校

 その時 初めて

 彼を 好きになっていたんだと

 ノンケの彼は すっと 去っていった

 

 涙した 最初の 別れ