それは ハグさん
この年齢になって この年齢だったから
ハグさんに出会えた
この一年半
ハグさんにとっては 辛く消してしまいたい期間
nagiにとっては ハグさんの傷を癒そうとして 近づいた期間
お互いの 思いが この期間を求めた
「回数が 目的だったら こんなに続きません・・」
「ハグが 結婚するって言ったら nagiさん ショックですか
それなら 考えます。」
こんな 会話ができて
BLの世界
出会いは 衝撃的だった
二人を合わせるには 犠牲があまりにも大きかった
nagiにとっては
突然やってきた 出会い
神様からの プレゼント
ちゃんと世話して、大きくして、みまっもて
任された 彼
今 ひとりの青年として nagiから離れようとして
送り出す
授かりものを 元の場所へ
送り届ける
いい思い出となった
普通ではありえない関係
子弟ならまだしも 親子の年齢差 それも息子と母親
写真は 消してと言われた
消せる時まで 時々眺めて
実物には 会わない方がいい
プレゼントを壊さないために
それがいい