それ以下でも 以上でもない

 カムアした後の彼

 

  少し 積極的にかかわってしまった 後の 言葉  nagiは 職場で同僚で 

  「それ以下でも 以上でもない」 ただ それだけの関係だったってこと

 

  積極的と言っても 夜半の LINEに 送った言葉は

  「どうしてますか ? 気になって ? 」

  「何か 用事ですか ?」

  と言われて そのあとに 返ったLINEが 「それ以下でも・・・」

  危険を 察知して というより

  身を引いた 感じだったのかと 今にして思う

  争いを 起こさないために

 

  nagiが カムア後も 普通に接してくれて 食事とか 相談事とか 

  いい関係だと 勝手に思ってた 押してはいけなかった・・・そこは反省

  同じ轍を 踏まないために 学習 学習・・・

 

  ハグさんに対して 今度は どうだろう 違った関係のような気もするが

  突き放したら 寄ってきて 「今週 どうします ?」とか

  「どんな 関係なんですかね」 と 聴いても 「・・・・ 」の返事

  ただ nagiにとって ハグさんは 希望なんですと

  はっきり 言ってしまっている 

  はたして どう 伝わったか 思ったのか

  この時点で 対等な関係にならないのは わかっている

  どちらが どう と 言えない

  生物的年齢では 精神的には 愛情的には ・・・・どうなのか

  上とか 下とか ・・

  

  もっと単純に 考えられないのか ? もっと 簡単に 数式のように 

  今の 心境は 複雑すぎて 気持ちは 18才 あの頃に 戻ってしまった

  それぐらいに ハグさんのことが 気になって

  高校の彼の 雰囲気にそっくりで 優柔不断さが 加わって 細いLINEに

  健気さが どことなく 強さにも取れて

  評価で 触れたのだが このnagiとの関係が 業務上や私生活の面で影響を

  与えてしまっているとしたら ?

 

  今度は nagiが 身を引いたほうが いいのか

  ハグさんの ご両親からは どんなふうに・・ 思われて ・・・

  息子に近づく 得体のしれない おっさん ・・・

  それでも 明日の誕生日に LINEを 送る

  やってくる 次の金曜日は 夕方からの研修会の後 食事の予定

  

  二人で ドアをしめて

  二人で 名前消して・・・

  

  旅立ちの歌を 聴きながら その時のことを 想う