気になって(34)

今日も 気になって

 

 そんなことを思えるのが 

 いいのかもしれない

 ハグさんは 同僚と今日も連れだって 退社

 並んで 帰る姿を 見送る

 窓の外を 見ていると 入ってくる 光景

 

 嫉妬・・・

 この文字が ちらちらと

 BL映画に「嫉妬って書けますか ?」という セリフ

 「書けねえよ・・」

 二人が 会話しながら エンディング

 

 心理として 

 思われることには 気づかない

 思うことには 熱心で

 求めて 

 何かの 結果を

 求めて 期待して 要求

 

 叶わないと 嫉妬・・・

 ハグさんは どう思っているんだろう

 nagiのこと 

 

 楽しそうに会話する二人を見て

 大人にならないと と思う

 

 ハグさんに 聞いたことがある

 nagi 「同僚の人も 誘って食事してもいいですよ・・」

 ハグさん「これまでのことが話せなくなるので、それは困ります。」

    ( 会うときは 二人だけの方が いいってこと らしい)

 (それなら  もっと 振り向いてくれても・・・)

 (贅沢なのかな・・。)

 

 お終わらない 仕事を傍らで片付けながら

 今日も 悶々とした日々

 「嫉妬」の二文字が

 心に 突き刺さって

 

 「  凪 」なのに