覚えていない

15日で 一年ですよ

 

 昨年の今日 二人で待ち合わせて ドライブ

 巡礼の 始まり

 日記を 読み返すと その時のことを思い出す

 ハグさんとの 想い出を綴ることにした日

 それまでの 数人との関りとは違った 関係

 

 「15日で 一年ですね。」

 「何の日でしたっけ・・」

 「覚えていませんか ?」

 「はい・・」

 「初めて ドライブに行った・・宗像大社まで。」

 「そうでしたね。」

 

 月2回の ドライブから

 週1回に なり 秋ぐらいから 週2のことも

 多い月は 9回食事に誘って 

 食費 浮いただろうな 

 papa活 の相手になって 

 何を今更 と言われながら 暇なんで いつでもいいですよ

 あるときは 難しいです と 断られ

 もやもやして

 

 おっさんズを 地でやってる バカ

 「nagiって バカと思いませんか。」

 「そんなことないですよ。」

 「バカに 付き合ってるから バカと思われたくないでしょうけど。」

 「(ハグさん自身が指さして) 笑い」

 

 内心 ノーマル人を好きになって それからどうする

 立場的には 不倫

 かつて 不倫の相手は出来ないと 言われたこともあった

 ハグさんが 本気で 想うようになってしまったら

 どうしよう と 先々どうする・・・

 それでも 流れに 任せて

 いつかは 離れて行くのだろうから

 こんなことをして 

 バカ なんだろうと 思って

 

 ハグさんを 見ていると 

 高校の彼と重ね合わせてしまう

 ある意味 精神的に 突き放してしまった

 それから 十数年後 自ら 命を絶った

 また 本当に好きになってしまった人を 放したあと

 何か イヤな予感もして

 離れることができない

 ハグさんは nagiのことを どう思って

 付き合っている ?

 尋ねることに 意味があるのか 

 ありのままで 

 ハグさんが そう望んでいるなら 今のままで

 続けることが

 better ?

 

 ハグさんの 笑顔を眺めていたい

 バカ

 

回数じゃない

もう45回に

 

 ハグさんのアパートでの軽食を含めると

 50回は 超えて

 「回数じゃ ないですよ・・そのために あってるわけじゃ・・

  それが目的になったら・・・」

 と ハグさん

 「毎回 それなりの意味があって 会っていて その積み重ねで 50回に・・

  分かってますよ 回数のためだけだったら 続かないと思います」

 昨日の ハグさんは 元気がない

 時に少年のようで 時に少女のようで 青年にも見える

 うつむき加減の 表情がコロコロ変わって

 (なに 考えてるんだろう・・?)

 と 思ってしまう

 「これからの 人生 どうやって行ったら・・」

 悩める 顔を 見つめる

 親子ほどの 年齢差

 「いろいろ ありますけど 楽しんで・・・」

 

 この状況

 「もし職場の人に 見られていたら、 お父さんと来たんですって 言っときます」

 お父さん 役

 「確かに これからの 人生 」

 nagiが どうあがいても 一緒にいられるのは いつまでかな

 「同年代から 下が同僚なので 話 合わなくて。」

 (それで nagiと ?)

 コメダで まったりしながら BGMに耳を傾けて

 「いいですよね この曲・・」

 「ピアノ 始めてください。自分は 歌習いに行きたいです。」

 いつか 二人で 音楽が 楽しめたらいいかな

 

 nagiは 地球人の男性を演じています あまり上手くないけど

 消えるまで・・

 「消えたいと 最近思います。」

 「そんなに 辛いんですか」

 「なんだか 重くて・・・」

 「ハグといると ますます重くなりますよ」

 「いいえ nagiにとって 元気の元は ハグさんの笑顔

  見ているだけで 急速充電」じっと見つめてしまう

 「ありがとうございます」

 

 「来週の予定・  いつにしましょうか ?」

 「nagiから言ってもらったら そこから選びます」

 「ハグさんから 提案ってないですよね、いつにしましょうか ?とか」

 「考えさせてください・・実家にも帰ろうかな とか 休みだしとか・・」

  しばらくして

 「土曜日 いいですよ・・」

 それは まる一日お休みの日 天気が良ければ 終日デートってこと

 どこか 行ってくれそう 

 遊園地に行く日が 決まった 子供の気分

 

 同僚と バンド仲間と その方が楽しいだろうに

 なんで nagiなのか ?

 穏やかな二人が 出会ってしまった結果

 こんな 時を過ごすことに・・・

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

一週間

自宅に招いてから 一週間

 

 ハグさんとの会食

 「人が多かったので 迎えに来てください」

 退社時 駐車場までこれず sos 

 携帯の充電が 切れて繋がらず LINE電話にも出れず

 焦って LINEでの会話

 

 昨日 何食べましたか・・

 昨日は 友人と飲み会で 夜おそくて お腹いっぱい食べました

 今日は なんの気分ですか ?

 ・・・・

 予定 何かありましたっけ

 ホワイトデーの買い物したいです

 それじゃあ イオンに

 買い物につき合ってくれて 一ついいですよ

 僕にですか ? はい 選んでもらった

 バレンタインのチョコ 食べました ?

 はい 一日 2.3個づつ 食べてなくなりました

 ホワイトデーにも 贈れた プレゼント

 素直に 受け取ってくれて 

 車を 降りるときも 小さいやつです とってください

 そのやり取りの 時点で 変なんだと思う

 

 今日 時間大丈夫ですか いつもの時間で

 はい 大丈夫です

 あまり言うと パワハラですかね

 そういうことに なるんですか ?

 もし ハグさんが 無理やり付き合わされてます と言えば

 ハラスメントとして nagiは 職場を去ることになるでしょうね

 そしたら nagiさんにキズが付きませんか

 当然です それだけのことを したということなのでしょうから

 

 最近 元気ないですよ・・ハグさん

 そうですか 皆からも言われるんです

 元気ないですねって

 職場で 本当に 暗く感じます 笑顔がなくて

 nagiがすれ違っても ニコリともしない

 そうですか 会ってましたっけ 気づいてませんけど

 意識に 登っていなかったってこと それくらいの気持ちだった

 ある意味 がっかり でも 嫌われているわけではなかった

 

 今日は いつになく 元気がなくて

 元気 nagiさんに吸い取られてるんです・・・

 はあ そうなんですね じゃあ 離れた方がよさそうですね・・・

 ・・・笑い・・

 表情が コロコロ変わって 少し笑って 困った顔を見せて

 じっと見つめて 見つめられて

 15日で 一年です 二人で食事をし始めて

 早いですね 45回になってます レシートを手帳に貼っているので

 その店のことを 思い出します 早いです 一年

 

 この続きは 明日へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きのう何食べた

帰りに バイクにガソリンを

 

 行きつけなので

 「今日 時間早いんですね、コロナのせいですか ?」

 「いいえ ただ眠いので早いんです」

 「笑い・・」

 いつもは 21時半ごろに 給油

 今日は 18時半

 それくらい 電池切れ状態 急速充電器がほしい

 めんどくさいので 弁当を買って帰って

 ベッドに入った 横になっても 要充電の イエローランプ点滅中

 

 昨日から アマプラで 「きのう何食べた」を見始めて

 その 続き ・・・・

 gayの世界 はっきり言い合って

 ノーマルの世界 での 関係にも 触れて

   西島秀俊・・・かわいい 

 二人で暮らして 

 食べてくれる人がいて 料理に力がはいる

 ハグさんにも 作ってあげた 食べてほしくて

 

 2時間半 アマプラで 少し充電完了

 ようやく 日記を書くために 起き上がって

 カタカタしてます

 

 ハグさんを 至近距離で2度見かけた

 その反応は 赤の他人状態 ニコリともせず 挨拶もなく

 nagiが 何かした ?

 あの日以来 変わってしまった 何かが

 わからない なぜ そんなふうに変われるのか

 わからない 

 

 ハグさんの アパートを出るとき

 「あなたとなら 死ねます。」

 言ったことがあった

 笑って 見送ってくれた ハグさん

 「死ぬ 三日目には言ってくださいね 準備があるので・・」

 「そうなんですか?・・・笑い」

 後日の会話にも 出てくる内容

 きのう何食べた に出てきそうな 会話

 ハグさんとしてきた 

 

 それが 変わってしまった

 職場で 笑わなくなって nagiに対して

 それが 淋しい

 明日は 週一回の デート

 きのう何食べました ? そして 

 今日は なんの気分ですか ?

 これが 挨拶代わりの 言葉

 たぶん どこから とったフレーズか 気づいているだろうに

 触れることはない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに飼主さんと

どうですか ?

 

 飼主さんから 声が掛り

 「もうすぐ 消えそうです、消えてしまいたい」

   最近疲れてしまった自分

 「そんなことはありません。困ります」

 「疲れますよね。」

 「確かに そうですけど。職場の創立〇〇年までは 一緒ですよね。」

 「それは 何年後でしたっけ」

 「nagiは 遅くても 4年で 撤収ですけど」

 「・・・・」

 「ここに 鎖つけて しっかり握らないと どっか行きますよ」

 「見えない鎖 あるんで 大丈夫です」

 「nagiが 戻ってきたのは 飼主さんが心配だったからです。」

   飼主さんの 方に 手を当てて こう語りかけると

 「ありがとうございます。と(笑ってくれる)」

 廊下での会話 誰かに見られていてもかまわない

 文句を言ってくる人はいない

 公認ではないが そんな 立場での 関係 

 

 ハグさんの 灯りを確かめて 帰宅

 昨夜も 灯りはついていた

 nagiとは 会うことは難しいと言われた日

 20時には 部屋にいて 

 それなら 20時からでも 良かったのに 

 合わせられたのに そっけない

 

 今日は 本当に 疲れた

 昇華してしまいたい

 

 3・11の想いで

 その日は 博多駅開業を目前に ブルーインパルスのテスト飛行があった

 ちょうど 頭上を飛んで 去ったあと

 緊急地震 速報が流れ始めた

 夜は 夜勤だったので テレビに映し出される惨状に

 目を 覆った

 それからが 頑張れ東北

 

 何年かして 熊本地震 余震・本震で家が揺れた

 こうして 生きているから ハグさんに出会い

 支えになってもらっている 

 有難うというほかはない

 

 ホワイトデー に なに送ろう

 バレンタインも 送ったけど

 

 

 

 

 

明日は厳しいです

明日、夕食しませんか 昨日のこと

 

 LINEに 送った

 昨日の朝 午後の仕事の予定がなくなったのを確認して

 午後8時過ぎに LINE

 一時間もたたずに 返事

 「明日は 厳しいです」

 「急だったから すみませんでした」

 「こちらこそ 申し訳ありませんでした」

 

 ハグさんと 会っている時は

 スマホを片手に 

 親指を動かして

 気は スマホの相手に ・・・

 nagiが「LINEの返事いつも 深夜ですね」

 「はい 遅くしか返事してないんで・・・」

 昨夜は 早めに返事が帰ってきて

 都合のいい ウソをつかれてるような 

 (すでに 不信感)

 それでも 信じてきて

 ある日までは・・

 落ち着いた関係に なった ? といえば

 そうかもしれない

 最強の二人 の関係だと 言われて 

 乗せられてしまう バカ

 nagiの 別称

 

 飼主さんは元気そう 

 声を かけてくれて 「どうですか ?」

 nagi「・・・・・(笑って)

 毎日が 疲労感 

 消えたい願望が 強い

 高校の時の 彼のことが思い出されて

 グリップを握る 雨の中 CB400 をころがして

 気づいたら 目的地

 

 最近 デートの時 

 助手席に乗った ハグさんは 暖かくなると

 ウトウトし始めて

 「気づいたら 海の中かも 」

 「冷たいのは イヤです」

 それでも 安心しきった 寝顔

 「疲れてるんです・・」

 nagiといることに 疲れて ? 

 そんなことも 考えてしまう バカ

 

 

映画(2)

おすすめの 映画

 

 昨夜は 2本

 英国王のスピーチ 博士と彼女のセオリー

 

 肩書にとらわれない 信用

 経験に基づいた アプローチ

 信頼できる関係

 人と人の 繫がりを映画にして

 あるものを訴えかける 

 信じることに不慣れで 信じられることにも 不慣れで

 信じあえるものに 心を動かされて

 恋も愛も いつまでも続くことがないと

 知っているはずなのに

 泣いてしまう

 

 信じあうことに そのやさしさに 触れて 毎日が 😢

 何気ない 気持ちに 何気ない やさしさに

 触れて どうしようもない

 バカ・・・

 

 映画の世界は

 一人称 二人称 三人称 で観れて

 カメラの視線は どこを見させよとして

 見ている 自分は どこを見て

 感じている ?

 

 すすめたハグさんの 感性を考える

 どこを どこに

 感じたのか

 「いい映画ですよね・・おすすめの」

 現実世界が あまりにも荒んで

 今の nagiは 逃避行動

 

   今日は Lalaland 

 おすすめの 映画

 夢 ハリウッドらしい 映画

 どこに ハグさんの心が 繋がっているのか

 想いながら 鑑賞

 投影される 姿に 自信を重ねて

 設定の一部に 同感して

 映画って 映画に はまりそう

 それも これも ハグさんのせい

 今は 映画で世界が回り始めた

 もちろん 中心は ハグさん

 

 神様の前に 嘘はつけない・・・