久しぶりに飼主さんと

どうですか ?

 

 飼主さんから 声が掛り

 「もうすぐ 消えそうです、消えてしまいたい」

   最近疲れてしまった自分

 「そんなことはありません。困ります」

 「疲れますよね。」

 「確かに そうですけど。職場の創立〇〇年までは 一緒ですよね。」

 「それは 何年後でしたっけ」

 「nagiは 遅くても 4年で 撤収ですけど」

 「・・・・」

 「ここに 鎖つけて しっかり握らないと どっか行きますよ」

 「見えない鎖 あるんで 大丈夫です」

 「nagiが 戻ってきたのは 飼主さんが心配だったからです。」

   飼主さんの 方に 手を当てて こう語りかけると

 「ありがとうございます。と(笑ってくれる)」

 廊下での会話 誰かに見られていてもかまわない

 文句を言ってくる人はいない

 公認ではないが そんな 立場での 関係 

 

 ハグさんの 灯りを確かめて 帰宅

 昨夜も 灯りはついていた

 nagiとは 会うことは難しいと言われた日

 20時には 部屋にいて 

 それなら 20時からでも 良かったのに 

 合わせられたのに そっけない

 

 今日は 本当に 疲れた

 昇華してしまいたい

 

 3・11の想いで

 その日は 博多駅開業を目前に ブルーインパルスのテスト飛行があった

 ちょうど 頭上を飛んで 去ったあと

 緊急地震 速報が流れ始めた

 夜は 夜勤だったので テレビに映し出される惨状に

 目を 覆った

 それからが 頑張れ東北

 

 何年かして 熊本地震 余震・本震で家が揺れた

 こうして 生きているから ハグさんに出会い

 支えになってもらっている 

 有難うというほかはない

 

 ホワイトデー に なに送ろう

 バレンタインも 送ったけど