待つこと

待つこと 

 

 ハグさんを待って 1時間15分

 小雨の中 アパートの前で

 待った

 

 お仕事が終わって 帰り着くころに

 パンを 差し入れに 購入して

 待った

 

 何やってんだろう と 自問自答しながら

 昔から 待ってたな・・・と

 思い出しては ニヤリとしながら

 待った

 

 不審者・・

 

 星空の彼が nagiの部屋に 来ない時

 彼の自宅近くまで 行って 待った

 帰ってくるのを 彼の車があるのを

 確認して 安心

 途中 時には 涙して

 もう いいかな

 それだけの ことだった

 自分に言い聞かせて 待った

 

 帰ってきた ハグさん 

 nagiの バイクに気が付いて

 「待ってたんですか」

 「待つことには なれてるんで・・・」

 「これ いつものパンです 代り映えのしない・・今度は 別のもの

  にしましょうね」

 「太りますね・・・これだけあると」

 土曜日 一緒に買った パーカーを羽織って

 小雨に 濡れながら 見送ってくれた

 

 「濡れますよ・・」

 「nagiさんこそ」

 「nagiは 濡れてもいいように カッパ着てますよ」

 こんな 会話

 

 木曜日 his 見に行こうと思う

 ハグさんが どんな予定を立てているのか まだ知らない

 一人で 行った方が いいのかもしれない

 今は まだ その方が・・・・

 

 

 

寝落ち

昨日は 疲労

 

 先週 月曜日 レイトで映画

 ラストレター 福山雅治の変化に 齢を感じて

 今は 書かなくなった レター・・

 ハグさんに nagiあてに 一通手紙を 書いてくれませんか

 ハグさんの 文字 見たことないんです 実は

 nagiは カード送ったでしょ

 ハグさんは 書類に書いてるので 見てくださいよ・・と

 何か 書いて 下さいね・・と頼んでみたが

 本当は 気持ちを整理するのに 文字に起こしてほしい

 それが 一つの ハードルだと思えて

 ハグさんの 返事は

 ・・・・

 

 想いを 伝えるためのに

 高校の時には 書いてましたね 手紙

 彼への 想いを 綴って

 返事をもらって また書いて

 友情というやりとり

 手紙を通して 知り合って

 時を経て 告白もした彼

 

 今は この日記に記して

 足跡を消していけるように 歩んで

 誰かの 目に留まることがあるかもしれないが

 内容を 読んで 気づかれてしまうかもしれないが

 その時が くれば誰かの

 そんな 生き方もあったのだと

 思えてもらえたら そんな日記

 

 土曜日にも ハグさんとデート

 待ち合わせの場所を 急に変更されて

 同僚の相談を 受けてたので・・・と 言い訳

 場所の変更は 先に言ってほしかった

 nagiの LINEへの返事で 知らせてきて

 LINEしなかったら いつものところで 待ちぼうけだったってこと

 そこから 疲れが・・・

 車内は 静かな空気が流れて

 ハグさんは 気づいていないのか nagiの気持ちに

 少しの嫉妬とまたか・・の思いでいたことに

 

 土曜日に 少し疲れて

 日曜日に 心配して 夜は早めに 布団へ

 朝 お風呂 洗濯 台所の片づけをして 出勤

 一日 眠い 運転中も 睡魔に襲われる 一瞬 意識を飛ばしながらの運転

 力を 吸い取られてしまう それぐらいの吸引力

 バカなんだろうと つくづく思えて

 nagiは 馬鹿

 

 不思議な ハグさんに 想いを寄せて

 気づかれていそうな 感じで

 それを 楽しんでるかのような そぶりを感じさせながら

 nagiさんは 自分のこと 好きでしょ・・・

 それでも 諦めることができない

 だから nagiは 馬鹿

 

 今度 行きたいところを 職場で検索

 「ちゃんと お仕事してくださいよ・・」とお叱り

 木曜日のパンお届けの時 土曜日は考えておきますねと

 言っておきながら 土曜日 当日 

 「そんなこと 言ってましたっけ ? 」

 「・・・・・」

 怒る気にもならない それが ハグさんと思えば

 致し方なし それも 疲れの原因となって

 寝落ち しか出来なかった

 やっぱり nagiは 馬鹿

 

 

 

見守っていて

下さいと言われた

 

 昨日の話

 nagiは 見守り役

 ハグさんと 飼主さんの

 見守り

 今日も ちゃんと明かりがついているか 確認

 夕方 職場近くの ハグさんのアパートまで出かけた

 それだけのために・・・やっぱり病気 ?

 行かないより 行った方がいい

 しないで心配するより した方がいい

 気になるなら 後悔しない方を選んで

 出かけた

 

 灯りは 点いていて 安心

 日曜日は 自分のための時間にしたいと言っていた

 平日は それ以外の時間に

 だから 確認だけ

 

 職場からも 食事に誘われているらしい

 本当は 行ってほしくない

 目が届かないので 役が果たせない

 

 ハグさんが nagiを ハラスメントで訴えたら

 nagiは 負け

 そもそも 同意があったのか ないのか・・・

 

 見守り役 

 いつまで ?

 あと 十五年は・・・そしたら nagiは  ○○歳ですけど・・

 どっか行ってますよ・・

 「それは 困る」と

 はっきり言ってくる 

 2月のとある日以降 どうなっているか

 二人にとって 見当もつかない

 見守り役として その後の

 想定をして 備えよう

 

 his ひとりで見に行くか 迷う

 今週 どこかで 行けたらいいな

 また 涙腺崩壊病に感染しそう

 愛することに 素直でありたいと願う

 

 君の邪魔にはなりたくない

 邪魔になっていたとしたら そういってほしい

 そしたら すぐに 撤退するから

 君から 言ってもらえたら うれしい

 nagiからは 言い出すことはないから

 いつかは 終わることに 怯えながら

 ハグさんと この星で 暮らす

 怯えて ドキドキして 不安で 

 それを 怖いと感じて 

 LINEの 言葉一つにも 感じて

 やはり 病気 ?

 

 

 

 

 

 

 

区切り(21)

そろそろ またこの文字のお出まし

 

 2月の予定を 聞いて

 平日の夕方 の時間のみ 空いてます的な

 休日は すべて 予約済み

 nagiの 入り込む余地はなく 

 隙間のない 予定

 急に言われると めんどくさいって思ってしまうんです

 そうなのか 「難しそう」 のいみは めんどくささ

 nagiに対して 会いたいという 想いではなく

 めんどくささ・・・そうだったのか

 すべてnagi持ちで 食事 

 まあ 儲かった的な 感覚なのか

 パパ活 同性版 ?

 それも ありかな・・・

 

 今日は ショッピング その後食事

 まったりと コメダに寄って 1時間

 それは それで 楽しい時間

 忙しくしておかないと いけないような気がして

  nagiとの時間さえ 削って

 休日は 無い ハグさん そんな中で nagiとの時間

  どっちが 本当の ハグさんなの ?

 あと 何年ですかね・・

 「そんな 話困ります・・」

 ハグさんに 感謝の手紙残しますよ

 「宛先知られたら どんな関係って言ったらいいんですか ?」

 「・・・・」ハグさん困り顔

 表情が コロコロ変わって とても 三十路とは思えない

 来週は 温泉ですよね

 映画も行けたら・・ ハグさんから 問いかけ

 

 そろそろ 卒業の準備をし始めないと

 関わりすぎてしまって 留年の繰り返しになってしまう

 一方的な ベクトルに

 そうであってもいいのかもしれないが

 どう フェイドアウトさせたらいいのか

 1年という 区切りが 

 少しづつ 近づいてくる

 初めて ハグさんを 意識した その日から

 

 

もし だったら

今日公開の his

 

 一緒に見に行って くれないかな

 ハグさん

 言ってみたら もし

 行ってくれたら

 関係が 変わりそう

 

 映画 愛の一つの形として

 his

 そうなって いたかもしれない

 

 今は 触れてはいけない

 口に出してはいけない 言葉

 すべてが 終わってしましそうな 言葉

 

 「あなたのことが 好きです」

 

 

誕生日

誕生日とケーキ

 

 明日は 木曜日の人の誕生日

 一年前 さかえ屋で買って 5種類のケーキを差し入れた

 どうぞと言って

 一週間後 「ありがとうございました」

 「誕生日 でしたよね・・・」

 あれから 一年

 今年は 多すぎたことを反省して 2個にした

 途中立ち寄った先で 落下 箱ごと・・😢

 そこへ ハグさんが 帰宅

 「今 ケーキを落として どうしようかと・・・・」

 「なんで ・・・」

 「買わないと ・・・」

 木曜日の人の ケーキだから

 ハグさんには言えてない関係

 

 ハグさんに パンを差し入れる約束をしていた日

 研修帰りに 今日は 閉店間際、のミスドによって 

 ハグさんの 家の前で そそうをして

 ちょうど 帰宅した時偶然にも出会って

 笑顔で 「どうしたんですか」

 「パン差し入れるって 言ってましたよね 覚えてますか」

 「もちろん 覚えてますよ」

 「開いてるとこに よる時間なくて ミスドになりました

  おひるごはんには なりませんよね」

 「そうですね・・」

 「今日 朝 見かけましたよね、目立つのでわかります」

 「見てたんですね」

 「nagiも 気が付いてました」

 

 「土曜日 温泉 むつかしくなりました。」

 「nagiが 予防投与中なので・・」

 「何か 考えておきますよ・・・」

 「映画の試写会 連絡ないですよね・・」「ええ・・」

 「ちゃんと 帰るの 見届けますから・・・」

 いつもの お見送りを受けて 木曜日の人のもとへ」

 

 木曜日の人の部屋を ノック

 中から声がして

 「入ります ひょっとして 明日誕生日でしたよね。」

 「そうですけど」

 「ちょうど 一年前 お届けしたような・・ケーキですけど

  夜食にしてください」

 「ありがとうございます。」

 自然に 話せた

 昼間 何度もすれ違って 挨拶

 素敵な人

 

 ハグさんから LINE

 「いっぱいありがとうございます、いただきます」と

 何とも言えない感覚に

 陥ってしまう

 

 

 

 

 

気になって(69)

それは LINEに始まる

 

 昨夜 LINEで

 「おやすみなさい また明日に・・」

 ある意味 期待して

 明日会ってくれるのかな ?

 ちょっと 試して 職場で会えたらいいな ぐらいの気持ちだった

 それが

 

 朝に 返事

 「おはようございます。すいません 今日は難しそうです。」

 早出で いつもより1時間早い 退勤

 予定が あるのか 難しいと

 

 職場で すれ違っても

 目を合わせることが出来なかった

 顔に 出てたかもしれない 「今日は 難しい」と言われたことが

 残ってしまって

 そう思うなら 昨夜 LINEを なぜしたんだ ?

 期待していたわけではないのに

 結果に 翻弄されて 今日は 雨降り

 

 そうですよね なんだかんだで nagiより 交友は広くて

 周りが ほっとかない・・

 もし 時間とってくれそうなら 観葉植物でも買いに行こうかなと

 もし 時間とってくれそうなら 夕食だけでもどうかな

 スーパー弁当でも 買って 手短にと思って

 さすがに 週3回になると 負担に思って ?

 費用は nagi持ちなのに

 

 構えてしまったのかもしれない 

 最近ののパターンで行くと

 帰りが 23時を回って 厭になって 

 このまま 付き合ってても 追いかけられて

 自分の時間が 無くなってしまう

 そんな 気分になってしまったのではないかと

 勝手に 妄想・・

 

 2月20日 研修の予定を 断って その時に備えているのに

 ハグさんは 断れない 半日勤務

 何 考えてるんだ ・・と

 思ってしまう

 

 ハグさんから LINEが来ることは まずない 😢

 それが 淋しい

 一方通行なのは 判りきってて 

 それに 悶々として 

 インフルっぽいので 早めに帰る

 それでも ハグさんのアパートの前を通って

 

 灯りがついていると 安心するから