ぼくと教授

 韓国ドラマ

 

 中学のころまでは 異性から 中性的と言われ

 同性との 遊びににもついていけず

 それと言って 異性との話にも 入れず

 宇宙人を 地で行っていた

 同性から からかわれることはなかったのが ぼくとの違い

  人畜無害を装ってきた

 

 中性として 数年間を過ごし

 生物的役割と 精神的役割が 駆け引きをして

 悩んだころ

 出会いがあったのが 中2の冬 塾の帰り道

 進路、生活、性の話が 普通に話せて 大人だった彼

 落ち着いて 笑ったところがかわいくて

 雑誌に載っていた ヨーロッパの少年に kiss この人が好きだ と

 同級生の彼に 愛を感じて

 そう 彼に恋をした

 彼に似ているのが ハグさん

 

 火曜日 ばったり職場で会った 元気がなさそうで

 「どうしたのですか」

 「なんだか きつくて・・・月曜日は 7時に寝ました・・」

 「水曜日 休みなので ゆっくりします」

 さらに やせたような身体

 「考え事でも ?」

 「それはないんですけど・・食事も入らなくて。」

 「何かの リズムなんですかね ? 」と 振ってみたが 反応はいま一つ

 nagiの リズムは 低空で

 今は 終焉を目標にしたい・・・

 そんな 思いは 伝わらない

 急がないと 時間がなさそう

 

 ハグさんは

 金曜日 土曜日 日曜日と どんな暮らしだったのか

 その結果の 月曜日があるのだから・・と 想いつつ

 声をかけてしまった・・

 「どうかしたのですか ?」失敗したかな

 距離を 置きたいはずだっのに

 からだが いうことを訊かない

 

 なぜあの時間に なぜハグさんが あの場所にいたのか

 知らなければ 心配することもなかったはずなのに

 心配しては いけなかったのか

 離れられたかもしれないのに

 「水曜日 休みにしました・・」やっぱり心配

 どこまでも バカなのか

   やめようとした LINE nagiから 始まる・・

 どこまで バカなのか

 

 あなたは これからしないといけないことが 

 たくさんある人だから 元気でいてください