誕生日に

二人から LINE

 

 ハグさんは 早朝

 飼主さんは 出勤後に 

 ケーキスタンプに ケーキの数が多くて 食べきれません・・

 会った時に 言ったら 笑っていた飼主さん

 

 サプライズで ハグさんが 帰りに部屋にやってきて

 すぐそばまで 寄ってきて

 「プレゼントです 開けてみてください。退職しないのなら

  名刺が必要だと思って 選びました。

  巾着と 同じメーカーの名刺入れなんです。」

 「ありがとう・・あなたの朝一番のメッセージに 今日一日中 

  急浮上してました。」

 「・・・・」

 「今日 お仕事中すみませんでした、お邪魔ではありませんでしたか。」

 「そんなことないです、でも 一日疲れました、月曜火曜と頭痛くて・・」

 「それで 昨日も早く休まれたんですね・・」

 「はい 頭痛がして・・・」

 「今日 家寄っていいですか? 夕食一緒に・・」

 「いいですよ。」

 「今日は 車ではないんで、ホットもっとで待ち合わせましょうか。」

 「はい・・・」

 

 弁当を買って ハグさんちへ

 なんだか様子が いつもと違う

 「一生の お付き合いになりそうなので・・」とか

 表情がなんだか 不思議な・・・

 いあや そんなー

 「前に nagiの人生を 自分がどうこう言えません・・と言ってましたね。

  今は nagiが ハグさんの人生に 影響を与えてしまうのではないかと

  心配しています、このままで いいのかと」

 「そんな こと・・まあ まあ まあ」

 こんな 感じで はぐらかされて

 「今週 金曜日は 大丈夫ですか ?」

 「はい 大丈夫ですよ・・」

 「金曜日の 食事代は ハグが持ちます、お祝いなので・・」

 「じゃあ そうしましょうね。何 食べますか?」

 「その時の 気分ですかね。」

 いつもの やり取り

 

 笑っている顔に 元気がなくて

 なんだか 変でした

 見送りの時も 淋しそうで

 「ここに 場所作ってもらったら

  まるまって 寝るとこ作ってもらえたら いても いいですよ」

 「二人じゃ 狭いですよ・・この部屋は・・」

 「いいじゃないですか・・・」

 

 プレゼントの 御礼のLINE

 「ありがとうございました。大切にします。あなたの気持ちと共に。」