ハグさんとの 区切り
朝 通用口で 遠目に出会った
軽く 会釈 「おはようございます。」
それだけ・・・
今 この時間
とてつもなく 会いたい
LINE したい そんな 魅力が彼のどこに・・・
不思議な 雰囲気で
とらえどころがなくて 優柔不断で
考えが いろいろ変わって 本心はどこ ？
連絡を
してはいけないと 思うと 余計に 募る想い
９日目 どこまで 気持ちが 保てるのか
別れの 言葉を 考えていたはずなのに
会わなければ 忘れるだろうと
思っていた
今の 心境が彼を 求めているんだろうと 思う
いろいろ 問題を抱えて 何か
安らぎの時間がほしい
それを 与えてくれるのが ハグさん
そんな 気がする
これまでのように LINEすることを
お許しいただけませんか
時間を いただくことを
少しの 時間を
私に 下さいませんか
なぜ ？
それは あなたのことが 好きだから
繋がっているだけで 安心するんです
すでに 立場大逆転
いつから こうなったのか
恋の ラビリンス
出口は あるのだろうか
今日も BL を聞きながら
運命の出会いが いつのまにか
恋に変わり
そして 失恋
負担にならない 関係
会うことが 負担になっていたらしい
それを 言えなかった
すでに ハラスメント
いつも 時間とってもらって すみません
ただ 用事のある時は 断ってますよ
時間 奪ってるって思ってました ？
思って ますよ 毎回・・・
テーブルが 来たら 鍋 しましょうね
人 来れるように テーブル買いますね
共に 歩く 旅人でいてください
その表現 かっこいいです
何故か 落ち着ける時なんです
僕も そう思います
次 とこ行きましょうか
考えておきますね
今度 ライブ来てください
いつも 食事すみません
誘った方が 負担するでしょ・・
じゃあ 誘いますね
優柔不断 の会話のこれまで
本心は どこにあるのだろう
こんなことに グルグルして
今日は 爽やかな秋晴れ
志賀島経由 米の山へ
少し 冷たい風に吹かれて
パラグライダーが 鳥のように 飛び立ち
眼下の 景色は 箱庭のよう
カラスとトンビよりも高く
気持ちよさそうに
舞う グライダー しばらく眺めて
現実に 引き戻されて
これで おしまいなのか
同年代 なら まだよかった
埋められない 年の差
nagiよ 本当は どうしたい ・・・
リハーサル
ライブのリハーサル
聴きながら
風 空 音 空気
曲 声 歌詞
そして 演奏中のハグさん
何故か 泣けてきて
悲しみの 歌に聞こえて
nagiだけが そう聴こえたのか
nagiだけに そう聴こえるのか
空を 見上げて 佇む
魂を 空に飛ばそうとしても
飛べない
ライブ中の ハグさんは
楽しそうに
その世界の 人
通りすがりに 目が合って
頑張れよ・・・
今日の 一日が終わる
金曜日の朝
夜勤明けの 木曜日の人は退勤
「おはようございます」お疲れ様の挨拶
2週連続 朝食をとられたのに 今日は 朝食抜き
出勤途中の
ハグさんの 後姿を見かけて
今日も 来てるんですね と 思い
飼主さんからは
「元気そうですね。」
「バッサリ リクルートカット でしょ」
笑って 応える
ハグさんからは LINEは いまだない
おそらく このまま 無いと思う
巣立ち・・・その時期なんだろうと
飛び立ってくれればいい
疲れたら また 戻ってくるだろう
そんな 役割 損な ？
一週間たって 少し 冷静になれた
ただ T氏の 影響が及ぶ場所は
近づいてはならない 今日も やけどしそうになった
冷静さを失うぐらいに ・・・
近づいてはならない
今日の 一日
昨夕 用事で 道を歩いていると
後方から nagiさーん と 声がして
でかくて 通る運転手の 声
手を振られて・・
助手席には ハグさんの顔
くすっと笑って
今日 運転手に 「よく気が付きましたね」
「ハグさんが ほら nagiさん nagiさんって 指さすんで
わかりました。」
いつもと違った服装だったと 思うのだが
後姿に 気が付いてくれて
そんな 話だったんだと 知った
それを うれしいと いまだ思って 未練 ？
彼の世界へ 戻してあげようって
おもっているのに
今日 ハグさんとは
職場で すれ違って 挨拶
目線は 下 合わせることもなく
なぎの断髪には 気づいてくれたかな
これまで
毎週 会えますか・・・言ってはみたものの
毎回 わからない
不安な金曜日を また 迎える
それでも 今度は
ハグさんから LINEが来ることを 期待して
それとも いっそこのままがいいのか
日曜日
nagiの予定から ハグさんとの 金曜日を削除した
木曜日の人とは
流し目で 胸元を見てすれ違う 目を合わせることはなく
気まずい雰囲気の 木曜日
朝から 開き直り
今年中に 撤退しまーす ・・・
いいですよね 飼主さん ・・・
会議終了後 公言
笑っている 飼主さんは何も言わない
今日 N氏と やりあう予定なので
そのつもりで・・
そういって 実は気分は 爽快
前回 前々回と違った 感覚
撤退への爽快感 今回はこんな感じなのか
N氏は 初登場
所謂 部下なわけだが 考え方が 独善的で
自分が一番 頭がいいので 絶対正しい と
思い込んでいる めんどくさい 人
意見が通らないと 怒り出して・・・
その N氏と ちょっとやりかたについて 意見交換
さすがに 尻尾は出さない
釘 は刺した・・効果かあるか不明
ここで T氏にも登場していただこう
こちらも プライドが高く 導火線が短く 閾値を超えると
あちこちで 火災 消防車の出番
できるリーダーと 思い込んでいる 質の悪さ
原因は すべて 周りにあって 過去にあって
転嫁 すさまじく お困りさん
話題に事欠かない 日々
そんな中 ハグさんとは すれ違っても 目を合わせることもなく
通り過ぎて
正確には 目を合わせる気にならない が正解
実際 熱が冷めると どーでもよくなってきて
めんどくさい
熱が冷めた 夜 ハグさんは車から降りた後
いつもなら 佇む姿
あの夜は 深々と頭を下げて
「これまで ありがとうございました・・・」
言葉は 聴こえなかったが 感じて
nagiも 初めて 手を振って
いつかは 来る その時
今日 気分転換に 髪をバッサリ落とした
周囲には リクルート
多分 間違いなく通じる
ＢＬの世界に 今日も浸って
どうしても 触れたくない
今日も 流しながら 作業的お仕事
撤退のために 準備
一夜明けて
飼主さんとの 告白
考えると すごい事だったのかもしれないと
付録は nagiが流した涙
不安定な 要因が 追い打ちをかけて
今でも 泣けてくる
どうしたら いい・・・と
ハグさんとの 会話を 思い起こして
「テーブル 買ったら 鍋しましょうね」
「nagiさんが やめたら ショックで・・・」
「暇ですから 誘ってください・・・」
「時間を 考えてもらってたんですかね。」
「いまは ルーチン化してますけど」
どれが 本当の ハグさんなのか
その都度 確認をして
「都合が悪ければ 断ってます・・・」
そんな 会話だったはずなのに
「時間を 考えて・・・」今更に どうしろと
優柔不断 とらえどころがない
言ってることが 変わる・・・・・
ついていけないのかも・・・思ってしまう
本当の ハグさん
nagiに 愛があれば
そのすべてが ハグさん なのだから
愛してみようとか 愛すべきとか
受け入れて
何度も 何度も 考えてしまうことがあっても
愛さないと いけないのかもしれない
一度 好きになった相手
今は 飼主さんとは 違った 対象
これは 不倫なのか
よほどのことが ない限り 同性は好きになる
程度は 違うけれど
BL ドラマCD を流しながら
そんなことを 考えた一日
