区切り(8)

ハグさんとの時間

 

 待ち合わせ 

 1時間 待って 連絡がない

 やっと 現れて

 「いろいろ してて・・・」

 「そうなんですね。」

 1時間待ったとは 言えない 言わない

 それは 自分の事情

 彼は そういう人なんだろうって思う

 

 少し 判ったこともある

 意外と ルーズなのかも

 それは 小さな 塵 であってほしい

 細やかさは 求めてはいけない

 ハグさんの 傍らにいること

 それだけで いいのだから

 今日の夕食は 

 想夫恋の焼きそば・・のイメージで一致

 二人とも初のお召し上がり

 いい味がして パリパリっとして満足

 その後

 マックで お茶タイム

 

 今後の予定を確認

 「寒くなったら 温泉行きたいです。」と ハグさん

 一緒に 裸の付き合い ・・?

 nagi が 冷静でいられるか そこが問題

 我慢しなきゃね

 次を 考えてくれていることが うれしい

 

 毎週 一回の デート

 どんな関係でしょうね・・

 「上司と部下?」「同僚?」(言えなかった パートナー・・・)

 何でしょうね・・ で 今日も会話終了

 

 

 今日も サイドミラーに ハグさんの

 車が角を曲がるまで 見送る 姿に

 置いてきてしまった感・・・

 もっと 話したかった ?

 ハグさんは

 こうしてほしい・・ ああしてほしい・・

 まず 言わない

 でも 一緒にいてくれる 不思議な関係

 断ち切ろうと 想えば 出来そうなのに

 nagiが 無言の圧力を 与えているのか

 ・・・

 毎回 家に帰って 

 不安な 時間が襲ってくる

 この時

 ・・・

 また 次の機会を 楽しみに

 気持ちを 紡ぐ