見えない首輪(5)

プレゼント

 

  朝 一番に メール

  「お誕生日 おめでとう ございます。」

  速攻の

  「ありがとうございます。」

  歳に 似合わない マスコットキャラで 返事

 

  仕事が 終わったら 寄ってくださいね

  伝言

  

  会議が終わって、お立ち寄り

  「よく覚えてくれましたね。」

  nagi「昨年は 昼食を ご一緒しましたね。」

  「そうでしたね。」

  nagi「これ お渡ししようと・・」

  「ありがとうございます。」

  買っておいた プレゼント

  渡すまで ドキドキ して

  なんと 言って 渡そうかと

 

  「ぼくからは、プレゼントもしてないのに・・」

  nagi「いいんです、あなたの笑顔に 支えられてますから。」

  nagi「もっと、強い鎖でつながれないと どっか行っちゃいますよ。」

  「はい、太い鎖 でつなぎとめておきますから・・。」

  nagi「本物 でもいいですけど・・」

  「やめないで くださいね・・。」

  nagi「素直に 気持ちを 言ってくれるようになりましたね。

    うれしいです。」「前は なかったですよね。」

  「本当に、いてくれるだけで、安心するんです。」

  nagi「・・・(不思議な関係)」

  

  お互い 触れることのない 

  不思議な関係

 

  プレゼント

  気に入って もらえるといいな。

  ちゃっかり 内緒で

  お揃いに してます