浮気すき ? (3)

声をかける

 

 業務中に 大丈夫か と

 空き室で

 

 いろいろあって もう 無理だと

 仕事のこと

 家庭のこと

 そして nagiとの関係

 

 男の涙に 弱い nagi

 どうにか してあげたい

 話なら 聞ける

 仕事は やっぱり 無理だと

 

 また 距離が開く

 仕方がない

 

 それから また 食事会は 続き

 昨年のこと

 暮れのある日

 いつものように 車の中で

 会話

 この日は いつになく 彼が 誘っていた

 会えませんか と

 

 nagiは 感じた 

 本当のこと を

 話せる機会なのでは と

 

 実は 「ゲイ」だと

 反応は そうなのかな と

 大腿 に触れた手は 

 それ以上には 

 

 彼の 宗教観

 それでも nagiといたい?

 ✉の関係は 続く

 自分の すべてを 話し

 聞いてくれた 初めての人

 

 高校の彼とのこと 

 もし 生きていたら

 最後は、一緒に住んで 支えたかった

 そんな話も 出来た

 初めての 友人だった

 

 同性であっても 友人

 恋人 愛人

 気持ち的には 愛してしまった

 そして 彼も

 nagiを必要としている

 

 この関係は 2か月後には

 終焉となった