大学生の時

御多分に漏れず

 

一人暮らしが始まった

好奇心旺盛

同性愛の 世界へ

映画館(当時は、あった)

雑誌

 

雑誌経由で知り合った人と 文通

数回の やり取りを経て

中間地点で 会うことに

もちろん 宿泊は温泉地

 

会うのは 初めて

宿に 入り

体を 重ねあい

 

それ以上には、・・

朝を迎え

観光をし

 

見送った 

別れ際、「キスしていいですか」

「ここじゃいや」

 

出航した 船が見えなくなるまで

待合で 一夜のことを

思い返し

泣いた

 

自分には プラトニックな

愛が 似合っているんだと

そして

 

このまま 生きて行って

いいんだろうか

 

この日のことを、思い出せと

いまでも 涙が 

 

この

4か月後 シェアハウスに移り住む

なぜか、管理人として