大切な人 ① 久しぶり

久しぶりに　会うことになった

　なぜか金曜日

　それも　2時間遅れ

　定時なら　17時から　会えたはずなのに

　時差勤務の日に　研修まで追加して

　会える時間を　わざと短くしているのではと

　疑う

　それでも　会ってくれた

　告白後の　食事

　いつもの　ところへ

　向かった

　道が混んで　1時間かかった

　会話は　最近の状況・・・

　ハグさんに　nagiのことで　心配させてしまったことを　詫びた

　心配をかけてしまっただろうから・・

　「心配してました・・」

　「一か月間、あなたとの関係について　

　　また　生きる意味について考えてました

　　それで　いて当たり前の存在と言ってくれましたよね、

　　当たり前であるのなら

　　あなたのために　いなきゃいけないのか・・

　　今は、そう思えるようになりました。

　　でも　ふわふわ　してて　いついなくなるかはわかりません。その時は　

　　ごめんなさい。先に言っときます。」

　今日は　食事の前から　話が始まって

　写真を撮って

　ちゃんと　3日前には　消しますから・・念を押して

　同じメニューを注文　

　コメダでも　同じものを・・・

　久しぶりの会話

　nagiにとっては　人生相談

　それが言える相手に　巡り合えた　やっと

　「あなたは　神様からの　プレゼントと思えるようになりました

　　こうして　出会ったことは何か理由があったんでしょう、今　ハグさんが

　　新しい道に進まれるのなら　送り出して、神様に　お返しす時が来たんだと

　　想えるようになって、気が楽になってきました。」

　「・・・・・」

　「こんな話、できるのって　？」

　「そうですね　いないかもしれませんね。」

　「小説にありそうな状況が進行してるんだと・・」

　時に　じっとハグさんの手を見つめて

　時に　そうなんですね・・・と　自問自答をして

　「どうかしたんですか　？」と　尋ねられ

　笑い

　「笑ってて　ください　それが　望みです。」

　そういえば　あなたの笑顔が見たい・・・

　そんな臭い　セリフを　ハグさんと出会った初めのころ

　言ってたような　記憶が・・・

　立場が　逆転していたのか　？

　久しぶりの　対面の会話に

　泣いてしまうかもしれない　と　想いつつ　

　心配をかけたことを　謝った・・

　「ごめんなさい。」

木曜日の人 繫がり

木曜日の人とは　今後　会う可能性は低い

　職種が違って　転勤になった

　棲む世界が　異なって

　最後の日

　LINEの交換に　応じてくれた

　「ここのところ　よく会いましたものね・・」

　「いいですよ・・・」

　繋がって　いただけた・・・よかった

　「よろしく　お願いいたします。」の挨拶

　これからも　繋がってていいという　意味　？

　「こちらこそ・・・」

　少し　幸せを　感じた　時

　有り難かった・・

　午後からの　外出で着替えた姿に

　「今日は　半ドンですか？」と　木曜日の人

　何か　言いたそうだったので

　「夕方には　戻ってきます・・」

　nagiも　いつもの　ケーキと　お菓子を届けようと思ったので

　そんなふうに　言った

　木曜日の　人は　去っていった

　昼の時間　

　夕方の時間　会いたいときに　出会って

　暗がりの中　

　木曜日の人から

　「nagiさん　お渡ししたいものがあるのですが、部屋行っていいですか。」

　この時　来てもらったら　良かったのかも・・・

　「いいえ　行きますから、私も　お渡ししたいものがあるので・・」

　偶然の会い方　が　続いた・・一ヶ月

　そして

　職場を出るのを　見送るために　玄関近くで待った

　これまで　nagiの　支えの一人でした

　ありがとうございました　の気持ちを込めて

　一礼を　して　

　終わった・・・わずかな時間

　一礼で　返してくれた　木曜日の人

　清楚　端麗　華奢

　控え目だが　全体を見ておられて

　「・・さんは　いい・・になられなすよ。」

　「nagiさんに　そう言ってもらえると　うれしいです。」

　これまで　お世話になったことへの　お礼を　伝えた

　じっと　思う出すと　涙が出そうになる

　そんな　別れだった　元気でいてほしい

　LINEができるのは　いつのことだろう

　あまり　迷惑になりたくないので・・

　こちらも　親子ほど離れて・・

　そういえば　親子関係っぽい　繫がり

　Twitterでも　増えてきた

　LINEは　もっと　離れた人も　いて

一か月の時 ⑧ 準備 Aの場合 続々編

　　一緒にいて　楽しい人ではなく　

　　離れていて　寂しいと思う人を　選びなさい

　　そうだね　いつも一緒にいると　あまり何も感じない

　　でも　離れて　初めてわかることがある

　　あの人がいないと　淋しい　それが本当に大切な人なのだ

　とある　Twitterから　引用

　そうですよね・・・

　納得してみました

　置き換える

　ハグさんと　置き換える

　飼主さんと　置き換える

　トップの人と　置き換えて

　nagiは・・・・

　いないと　寂しいと思われているんだろうか

　いて当たり前　と言った　ハグさん

　心の支えです　と言った　飼主さん

　どれだけ苦労したか・・（いなくなって）と　トップの人

　それぞれの人にとって　nagiは　

　大切な　人なのか

　その証　何か　欲しい・・・贅沢　？

　何か　・・・贅沢　？　

　nagiにとって　ハグさんが　今は　大切な人

　離れようとしても　離れられない　

　離れられないなら　素直に受け止めて　この関係で　良ければ・・・

　ハグさんの　見守り役に・・・

　この関係で　良ければの　話

　この関係が保てない　場合は　選択肢は　Ｂ　へ

　明日　シノワールを食べることに・・コメダへ

　どんな　会話になるんだろう・・

　解らない・・・解らない・・

一か月の時 ⑦ 準備 Aの場合 続編

Aの場合　続けていくことは

　このままってこと。

　もともと　このままでいいのか　？

　生活への　生きることへの　何某か　・・・

　（そもそも　あったのか　？）　見失ってきている・・この時期

　その時期と重なるように

　いろいろな　ことが起ってくる

　ハグさんとの　出会いも　その一つ

　神様からの　プレゼント・・・たぶん　

　少し楽しませてもらった

　有効期限付プレゼントだったのかも

　賞味期限なら　とっくに過ぎて

　そう思えば　

　そういえば

　なんとか　やっていけるかもしれない

　飼主さんとハグさんの　要望は一致していたから

　トップの人も　同じことを言う

　「このままで　いてほしい」

　なぜか　　？

　この　答えが見つからない

　今後も　何もなく　空洞のまま　動いていく躯体

　風に吹かれて　ふわふわと・・・

　ただ　時が過ぎるのを　待って・・

　朽ちるのを　待つ

　中身は　すでにないのに・・・

一か月の時 ⑥ 準備 Ａの場合

それぞれの道のために

　歩み始める

　運命として

　nagiにとっては　生きることも　死ぬことも

　選択できない状況

　生きることを　仮にＡとする　死を選ぶことをＢとして

　Ａの場合

　ハグさん好きでいることが持続して　バカさをnagiが実感することに

　それが　辛い　とても・・

　　　告白した相手が　同じ職場で　

　　　相手は　ノンケさんで　彼女ができて・・

　　　それでも　今まで通りって・・・

　　　バカにならないと　

　　　役不足だな　こりゃ

　　　バカに　なって　忘れることができたら　いいのだろうが

　物理的　距離を置く　会えない距離

　　　これは　同じ職場なので　現実的に今は困難

　　　それで　退職を考えたが敢無く却下

　　　　強硬手段を取れなくも無いが　状況が許されなかった

　　　機会があれば　再チャレンジ

　　　　役者は　そろっていたのに　今一歩　何かが欠けていた

　　　生きていれば　同じ場所でなくても　耐えます

　　　そんな　飼主さんを　悲しませないための方法

　　　見守っていてほしい　と　懇願した　ハグさんのため

　　　距離を　置いたとしても　見守れる

　　　メールやLINEで

　時間的　距離を置く　ブロック

　　　これは　可能だが　職場で会えるので・・・

　　　ただ　連絡を取らない・・方法

　　　これは　やっと一か月になる　途中LINE電話を一度

　　　薄れていく　記憶は確かにあって

　　　遠距離恋愛は　とてもできそうにないが

　　　思ってはいても　すでに　想い出に移りつつあるのは確か

　いつまで　続くのか・・

　nagiの　気持ちの整理がつくまで・・？なのか

　ハグさんが　良いというまで　・・・？なのか

　思い過ごしだとは思うのだが

　ハグさん　9月から　Twitterを再開

　見てはいけないと思いながら　見ると

　今日は　・・・・に　行ってきます。

　何気ない　ツイートに　誰に向かって　？？　と

　語りかけられてる　？　自意識過剰になって

　変わらない　日常に　

　そんな　人　だったんだ　と

　あらためて　思う

　小説の世界　？

　だと思ってた

　こんな　はなしは・・・

一ヶ月の時 ⑤ どうして

好きになってしまったんだろう

　東方神起の歌詞に　あって

　どうして

　理由はない・・・ただ　好きに

　Twitterに　nagiと　同じように

　バカなくらいに　相手のことを好きになってしまって

　相手に　期待して　

　時に　信じられなくなって　それでも

　バカなぐらいに　好きだと　言って

　そんな　状況にある

　フォロワーさんがいる

　最高　13時間　待ったこともあるらしい

　nagiは　3時間待ったことがある

　ハグさんが　現れるのを　じっと待った

　「待ってたんですか」

　「待つことには　慣れてますから・・」

　「・・・・・」　あとは何も言わない

　これから　どうして行こう

　ハグさんが　どういう関係を　望んで

　nagiは　応えられるのか

　nagiの　気持ちに　ハグさんは　応えてくれるのか

　それ次第では

　別の　道もあり得て

　ポイントが　切り替わる　運命としての道

　人が　人を　好きになる

　同性も　異性も

　この時代　多様化はしてきているが・・・

　オープンには　

　カムアした　ハグさんと　今週会うことになって

　忘れ去られていなければ・・・の話

　何を　聞こうか

　何を　話そうか

　何を　語ろうか

　今までのように　あなたを　好きでいいですか　？

　片思いは　当然で

　期待はしない

　ただ　nagiあてに　メッセージがあれば　生きていけます

　これまでのように　

　あなたから　離れては生きていけない　それに　変わりはなさそう

　今までのように・・・

　好きで・・　と

1か月の時 ④ 自信

思い立って　届けたケーキ

　帰ったかなと　思える時間に　アパートの前に　車をと泊めて

　灯のない窓を見て　しばらく　どうしようって考えた

　ストーカーまがい　？

　偶然　現れた　ハグさんを　追って　車を動かした

　本当は　灯がついたのを確かめた後に　LINEで

　ドアノブにかけてます・・・

　シナリオは　崩れてしまった

　なんと思われてしまったのか　？　

　ケーキを渡して

　その場を離れて・・・

　「時間開けときます・・・」

　空いた時間に　誘いますから・・ではなく

　相変わらずの　関係

　そのあとの　LINEを期待する方がいけないのか

　何もなくて　nagiからは　送れない

　やっぱり　無理だよ

　こんなんじゃあ　きつい

　車を走らせながら　涙が出てくる

　やっぱり　無理

　もういいかって　なる

　Twitterに　今日は本当に　疲れた

　もういいかって・・書いたら

　それって　ちょっと怖いじゃあないですか？　と　書き込まれて

　何を　そうぞうしたのかな・・・

　実は　当たってるかもしれない