ひかり(灯)

漆黒の闇にともる ひかり

 

 暗い夜道をさまよって

 峠を超えて 目に入る 民家の 明かり

 ともしび でも いい

 人の 住まう証

 火を扱える 生き物

 

 ろうそくの灯りを 久しぶりに みた

 葬送の儀ではなく

 数十人の手によって 

 一人一人が 持つ キャンドル

 讃美歌の流れるなか

 儀式は進んで

 

 光を見出した時

 悲しみ 喜び

 安心 希望

 思い浮かべて 涙腺が緩んで

 

 ハグさんの 心に

 灯がともるように

 そばに いてあげたい 

 そんなことを考える nagi は 変

 なんだろうか

   それとも・・・