ジェンダーレス

十代のころ ジェンダーレス

 

 今でいう それだったのだろう

 ・・・らしい と言われて

 ・・・らしくなかったてっこと

 今でも ・・・らしくない

 生物的には ・・・なのだが

 ・・・らしくない 職業で らしくない 立ち位置 だったり

 ・・・らしくない 考えだったり

 時に 重く 時に 疎ましく

 どうでもよくなった 時もあり

 どうでも よくない時もあり

 付きまとう ジェンダーレス

 

 受け入れてきたつもりなのに

 時として むっくり起き上がってきて

 心を 乱す

 最近では ハグさん

 

 灯りを 求めて 近くをさまよい

 その光に 癒され

 飼われたい 君の部屋で

 そう 思ってしまう

 従って 生きますから

 傍に 置いてくださいと 言いたいな

 

 いつになったら 安らぎのある

 世界へ 誘われるんだろう・・・