最後のページ

日記の最後のページを書く時が来た

 

 ハグさんとは 会えないことになった

 「もう 会えそうにない、いろいろ思い出してしますから・・」

 ちょうど 半年前を最後に 距離を置きましょう・・と言われて

 距離を置いた

 LINEでのやり取り 誕生日 クリスマス バレンタイン

 プレゼントを贈って・・

 一方的な 関係で

 

 新年のあいさつとして 今年もよろしくお願いします・・とだけ

 すれ違いざまに 話されて

 多くは話せない 話さない関係になった

 最強の二人に なれそう

 それは 妄想の世界 現実には 距離を置かれた

 

 初めから 会わない方がよかった・・

 そう思い始めた時

 やっぱり 迷惑だったのだと 想えて

 nagiは 米の山に呼ばれている感覚は強くなってきて

 宿った霊が そうさせているのだろう

 年の初めに 少し軽くなっていたのに

 先月の終わりごろから 週単位で強くなってきた

 nagiを 米の山に連れていきたいと

 それは ハグさんへの 復讐なのだろう

 そのために nagiは 利用されて

 そうなんですよね 宿った霊の人へ 問うてみる・・

 明らかな 返事はなくて

 それでも 勁い何かに 引っ張られて・・・

 

 そんなに 時は残されていないのかもしれない

 空っぽの 体を

 動かすだけの 何かが すでに無くなった

 

 そんなに軽い関係だったんですか・・

 別れましょうって 言った時の ハグさんの返事

 あの 夏の夜に 別れていればよかった・・

 今にして思う

 

 時という いたずらに 翻弄された

 この 2年間 一体何だったんだろうって

 それでも 彼には感謝している 幸せな時を与えてくれて

 そう これまでありがとう

 今でも 君のことが 好き

 愛しています

 

 2021/3/20