この1年の足跡

 

悠久の流れの中

 

  出会いと 別れ 地球上での話

  40億年の間の 一瞬 本当に 一瞬

  神の意志とは何かを 思いめぐらした年になった

  研究テーマとしては 面白いと気づいた 年

  

  出会った人は 日記にも 登場した ハグさん 突然に運命的な出会いとなって 

  これからの 生活に影響を与えてくるであろう 人

  一緒に旅人として 歩んでいただけませんか ? いいですよ 何か

  かっこいいですね・・・。

  いつか 本当のハグさんに 出会う時が来たとしても 信じてみたいと

  いう思いで付き合っていきたい。これは 課せられた役目のように思えて。

  気になって ずっと気になって 何をするときも 気になって どこかで

  繋がっていそうな 根っこで

  不思議な 地球人 

 

  飼主さんとは 

  nagiが 退職を考えた時 飼主さんの胸の中で 涙を流した 

  nagiはどうしたらいいかわからないんです ・・・と

  そっと 応えてくれた 好きですの言葉に 今は支えられて

  

  木曜日の人とも 時々会話して また誕生日がやってくる 

  甘いもの好きなので やっぱりケーキを用意しておこう 

 

  同性の涙に弱くて その時の光景が 

  思い出されて グルグルして

  泣かれた 涙の数だけ 気持ちが繋がっていて

  泣かれた 涙の強さに 想いが入って

  それに 応えようと もがいて

  何とか 気持ちを楽にできないか 

  きみの 重荷を 少しでも ・・・

  そのための 地球上での 生活 

  これから どれだけの あいだ 許されているのか 

  

  夢の中で 自分が死んだ時を 冷静に見た 

  白い部屋の中 横たわる人 

  法衣をまとった 人物が近づいてきて 耳元で つぶやいて

  nagiの番になって ささやかれた 呪文 ?

  ありがたい ことば ?

  つぶやかれた 途端に 体から 意識が抜け出ていく感覚

  地球で暮らした 体を 地球に返して

  ありがとうと 

  これが その時 だったのか と 

  はっきりと 今でも覚えている 

 

  大丈夫 だから と

  ハグさんに いった

  根拠のない 自信で

  大丈夫 だから

  何が ? と 聞かれて 

  生きることが 

  この一年 そのための 年だった