切れない鎖(14)

飼主さんに 何度も会った

 

 廊下で 部屋を出た時 階段で

 いつになく 沈んだ感じを受けて

 nagi「どうしたんですか?」

 飼主「いろいろ 小さいことが 積み重なって・・・

    明日は ある人と会うことに・・・その人から

    LINEが来てて」

 nagi「少し 距離を置かないと・・・」

 飼主「わかってはいるんですけど・・」

 その後 二人で 廊下を歩いていると

 後ろから

 別の職員が

 「そこの 二人 シャドーががって まるで アニメ !」

 「そう見えますかね・・・」と 飼主さんと 笑った

 

 その後

 nagiが 別のスタッフと会話していて 内容を聞いて

 笑いながら 通り過ぎていく 飼主さんでした

 今日は 半ドンにして とある山頂からの写真を 飼主さんに送った

 飼主「気持ちよさそうですね・・・」

  (本当は 誘いたかったんです)

 

 そう 今日は とても鬱な気分だったので 半ドン

 200キロ近く 当てもない ライダーをしてました

 久しぶりに 4時間近く 運転

 緑に囲まれた 田園風景

 初めて通る 街並み

 

 ある山頂に行って

 気持ちを 落ち着けたかった

 そこは 口にしてはいけない場所

 1時間近く 過ごした

 日記の下書きをして

 

 地上の 蒸し暑さとは 打って変わって

 Tシャツでは 肌寒く感じた

 下界の こまごまを 忘れさせてくれる

 人は 小さすぎて 見えない

 それでも 暮らしがあって

 

 ここに 辿り着く途中 バイクのグリップを握りながら

 ハグさんの 気持ちをどうしたら 少しでも軽くすることができるのか

 ハグさんの 気持ちを思うと 涙が出てくる

 いっそ ハグしながら泣けたら いいのに・・

 そんなことを考えながら S時カーブをいくつも

 ハンドル操作を 誤って 谷底 ?

 見つけてもらえるかな

 その前に 仕事整理しなきゃ・・・

 考えながら

 

 3月 ここに来た時とは違った思いが 今はある

 ここに 来ることの 意味

 重みを 考えてしまった

 足跡 

 そうなのかもしれない

 

 明日 ハグさんに 時間を作ってもらった

 「だから こうして nagiにあって話してるんです。」

 の 続きを知るために