偶然

このテーマ 以前も記したような・・

 

 ハグさんと 食事をしながら

 ハグ「ぐうぜんって あるんですよね。」

 nagi「なにが ですか ?」

 

 確かに ハグさんが この職場を選ばなければ nagiと出会うことはなかった

 さらに あること がなければ nagiと運命的な出会いをすることはなかった

 ハグ「偶然 なんですよね」

 そうとらえて

 

 この話題は 飼主さんともしたことがあって

 飼主「もし あの時すれ違わなければ 連絡することはなかった

    連絡しなければ nagiと 再会することはなかった。」

 nagi「偶然なこと でしたね。」

 

 二重螺旋構造の 組み合わせ具合で できた 形

 偶然に近い 兄弟でも まったく 違う顔 体形 

 生まれてから さらに 生活習慣が 重なって 遺伝子はさらに変化

 環境が 生活が 性格が 

 何によって 決まるのか 遺伝子配列

 偶然の産物

 

 変わって 食事中の話題

 nagi「記憶って なんでしょうね ?」

 ハグ「海馬が・・・」

 nagi「それは 細胞の集合したものでは・・・?」

 ハグ「そうですね。」

 nagi「どうやって 覚えるんでしょうね ? 思いだしたり 忘れたり

    細胞って ナトリウムポンプ・・・でしたっけ 」

 ハグ「それを 考えると なんでしょうね 」(笑って)

  

 ハグさんの 記憶の中に ある もの

 消してあげたい 

 思い出させる その時

 偶然の連続によって 織りなされた 今

 今を 呪うのか 偶然を 受け入れて 生きるのか

 

 「偶然」 この言葉は 彼にとって

 今は まだ 重くのしかかっていそう

 

 ただ 偶然nagiと出会ったことは 

 呪わないで ほしい