巡礼の旅 (2)

それは 朝のラインから始まった

 

 「おはようございます。」

 「近くに来たら 知らせてください。」と

 彼からの 

 ちょうど 到着したばかりで 返事

 「ナウ アライブド」

 

 普段着で 現われ 合流

 コースと 昼食場所を考えていたらしく

 昼前に 食事場所へ 海鮮丼ランチ 順番待ち

 30分 ペアに交じって おっさんと息子 並んだ

 おいしくいただきました 丁度の量と味

 おすすめ 加布里のお店

 

 黒磯海岸 二見ケ浦 

 「穏やかですね・・。」

 波打ち際まで 降りて 歩く

 晴れ間が 出てきて 遠くまで見渡せ

 壱岐の島 が かすかに 見えて

 

 次の目的地の一つ 桜井神社へ 

 桜井神社は 初詣以来らしいが 人影少なく

 神々しい神域の広がる 空間

 社殿の建築も 江戸初期のもので 変わった感じ

 今日の 巡礼は ここ目当て

 一つ 友人帳がめくれた

 

 昼食で お腹いっぱいと言いながら 

 アイスクリーム ショップへ

 不思議な味のするソフトクリーム・・

 甘さ控えめ 脂肪分は さらりと 後に残らない

 不思議な 味 そこだけの オリジナル商品

 「塩味がきいて・・」と 彼

 「塩じゃなくて、沖縄砂糖の・・でしょ」とnagi

 しばらく お馬さんと会話

 彼の実家のある 糸島を見てみたいという 野次馬根性から選んだ

 その 目的は ざっくり達して

 

 日没までに 時間があり 唐津に足をのばした

 唐津城 と鏡山へ

 断崖に聳える 天守

 本丸から見る 玄界灘と城下町

 鏡山から見る 松原と唐津市

 鏡山にはきれいな展望台ができていた

 

 天気予報が外れ 快晴の空

 日没を 二人で眺めた 

 18時53分 唐津 

 平日なので 人はまばら 

 

 車中で 春風に吹かれて いろいろな話

  (そういえば 春風にささやいて・・BL映画があったような)

 気持ちのいい ドライブ 

 二人だから楽しめる

 海辺で 潮風に吹かれて 

 とりとめもない話

 職場のこと 身の上のこと もろもろ

 差しさわりのない範囲で

 続いた

 

 自宅に 送り届けたあと line

 「ありがとう・・また行きたい・・(場所)考えときます」

 こんな会話をした

 

 会っているときは、静かなひと時も

 無理してないかな とか 

 今回でやめときましょう とか 言われても おかしくない時間もあった

 これまでの時とは 何か違った感じだった

 日中だったから ? 3倍の時間だったから ?

 お互いが 少し慣れて 自然な感じになれた ?

 

 「また 行きたい」この言葉を 信じて

 明日の 一日を どう過ごしたらいいのか

 考えよう 今日は 120キロの旅でした