気になって (6)

お互いに

 

 偶然を 感じて

 約束の日には 出会い 

 用件の 会話

 ハグの彼も その偶然を 感じていた

 普段は 出会うことはないのに

 

 何かの・・ 偶然

 ・・そうですよね と

 

 同じような 感じ 雰囲気

 の二人

 

 1時間のドライブののち

 夕食 今日は 別メニュー

 それでも和食系では一致

 会話の いろいろ

 

 nagi「毎週でも いいですか 誘っても・・」

 ハグ「いいですよ することもないし。」

 nagi「来週は 難しいかも・・」

 ハグ「来週は 歓迎会がありそうなので 無理かも」

 nagi「月 2回ぐらいなら」

 ハグ「大丈夫です。」

 nagi「気を使っているのではないですから。」

 ハグ「わかりました。」

 

 それでも 今日誘ってよかったらしい

 ハグ「少し 気分が 沈みかけてたので・・」

   「あれから 一か月になって そのことを 思い出すんです。」

 nagi「本当に 偶然の 出会いでしたね。」

 ハグ「そう思います。」「こうして 話しているのも。」

 

 夜桜を めで

 神社に 参詣 おみくじ

 何かの 想いを 忘れさせるかのように

 一つ 一つ 彼のために

 この出会いを 

 紡いでいきたい

  

 それが 私の 役目のような

 気がして

 今しばらく

 自分にとっても

 安らかなる 時を

 持っていたい

 

 許される間は