切れない鎖 (3)

お昼過ぎ 出勤の飼い主さんに出会う

 

 nagi 「昨日 めまいで早退しました「」

 飼主「そうだったんですか」

 nagi「朝から 目がぐるぐるして・・」

 飼主「〇〇 」

 nagi「助かります。お任せします」

 飼主「わかりました」

 nagi 「同僚が 増えて よかったですね。」

 飼主「同僚には よくても 他部署にはどうですかね。

    よくある話で。 前の人もそうでしたから」

 nagi 「そうですね」

 

 これだけの 会話

 心配してくれていた

 昨日 何もなかったのは 知らなかったから ?

 nagi の体調が悪かったってこと

 夕方 お礼のメールをしたが 返信はまだない

 

 ハグさんは今日は お休み 確認済み

 金曜日 桜をめでにどこ行きましょうか 

 同じ 思いだったらうれしい

 昨夜 返信メール

 ハグ「むしろお気遣いいただき ありがとうございます」

 この 表現が うれしいと思ってしまう

 おくゆかしさが にじみ出るような

 雰囲気が いい

 浮気好きの 彼に似て

 

 初めての出会いの時

 彼の家に迎え入れてもらって

 お互いハグ・・驚いたろうな・・

 同性だったからできたことか

 離れた 年齢差がそうさせたのか

 

 むしろ こころを豊かにしてもらってますよ

 元気を もらっているのは 私のほうです

 と 伝えることが いつかできたら

 いい